ネット銀行っていろいろあるけどおすすめはどこ?
何をポイントに選べばいいのかな?
私がふだん使っているおすすめのネット銀行は以下の3行です。
選ぶポイントは主に「金利」「手数料の無料回数」「経済圏」ですが、複数開設して目的別に使い分けるのがよいと思います。口座開設時を中心に「キャンペーン」にも注目です。
ネット銀行は、インターネットやスマートフォンのアプリ上で口座開設や様々な取引が可能な銀行です。
メガバンクより高金利であることが多く、手数料も安く、スマートフォンで手軽に振込みができる等の手軽さが魅力です。
もっとも、最近はネット銀行もたくさんあり、どこがいいのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、複数のネット銀行に口座を開設し、高金利と手数料無料回数を意識し続けてきた私がおすすめのネット銀行をご紹介したいと思います。
私は他にもメガバンク系2行とネット銀行3行に口座を開設していますが、普段使いはほぼ上記3行です。
おすすめネット銀行3選
私がふだん使っている銀行のうち、皆様におすすめしたいネット銀行はauじぶん銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行の3行です。
以下、順にポイントをお伝えしていきます。
auじぶん銀行
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。
2022年12月にアプリもリニューアルされ、残高照会・振込・各種預金等、様々なサービスをアプリひとつで利用できます。
普通預金金利は通常0.001%ですが、以下のようにau関連サービスの利用で最大0.2%となります。
また、ATM手数料は入出金ともに1回110円~、他行振込手数料は1回99円です。
もっとも、残高やサービス利用状況によって異なる「じぶんプラス」のステージに応じて、以下のように手数料が無料になります。
普通預金金利0.2%はかなりの高金利。
au経済圏の方にとっては魅力的なネット銀行といえそうだね。
私は普通預金金利0.2%、「じぶんプラス」の「プレミアム」ステージまで到達しましたので、auじぶん銀行に余裕資金を集めています。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して設立したネット銀行です。
新型コロナ禍で一時見送りとなった株式上場は無事2023年3月29日に実施されました。
それだけ勢いがあり、既に代表口座は600万口座もあるようです。
普通預金金利は通常0.001%ですが、「SBIハイブリット預金」であれば0.01%となります。
また、ATM手数料は入出金ともに1回110円、他行振込手数料は1回77円です。
もっとも、auじぶん銀行と同じように、残高やサービス利用状況によって異なる「スマプロランク」に応じて以下のように手数料が無料になります。
手数料も安く、無料回数も多いのはさすがSBIグループだね。
ネット証券最大のSBI証券と提携しているから、SBI経済圏の方にとってはより魅力的だね。
「SBIハイブリッド預金」はネット銀行とネット証券の提携サービスとしてさきがけ的存在。
普通預金金利0.1%の時代は私もメイン口座として使っていたのですが、現在は外貨預金や住宅ローン借入を中心に利用させていただいています。
楽天銀行
楽天銀行は、楽天グループが100%出資するネット銀行です。
給与受取りや振込、口座振替でも楽天スーパーポイントが貯まります。
普通預金金利は通常0.02%ですが、「マネーブリッジ」利用者で残高300万円以内であれば0.1%となります。
また、ATM手数料は入出金ともに1回220円~(3万円以上の入金なら無料)、他行振込手数料は1回145円です。
もっとも、上記2行と同じように、残高やサービス利用状況によって異なる「ハッピープログラム」のランクに応じて以下のように手数料が無料になります。
楽天グループらしく、楽天スーパーポイントを組み込んだサービスが多いね。
当然のことながら楽天経済圏の方にとっては魅力的なネット銀行だね。
楽天証券も含めて改悪が続いてしまったのが残念でしたが、楽天カードの引き落とし口座として指定しておくとポイントが貯まりやすいです。
現在私は主に楽天市場での購入代金支払いの口座として利用させていただいています。
選ぶ際のポイント
様々なネット銀行の中から、メインやサブとしてどこを利用するか、選ぶ際のポイントとなるのは以下のような点になろうかと思われます。
金利
ネット銀行はメガバンクよりもかなり高い金利を設定しているところが多いです。
たかが利息、されど利息ということで、預ける金額が大きくなればなるほど金利差による影響は大きくなりますよね。
ネット銀行でも普通預金金利に関しては通常0.001%といったところも多いですが、様々な条件を満たせば0.2%といった水準まで高めることも可能です。
いろいろ条件を達成しないと高金利にならないのは面倒だよね…。
無条件で高金利になるネット銀行はないの?
2023年3月現在、私はまだ口座開設していないのですが、東京きらぼしフィナンシャルグループのUI銀行であれば無条件で0.1%となるようですよ。
参考:UI銀行ホームページ
手数料の無料回数
ネット銀行はメガバンクよりもATM手数料や振込手数料等の各種手数料が比較的安いことが多いです。
ちょっとした手数料だったとしても、チリも積もれば山となる、ということで無料となる回数が多ければいざという時にも安心ですよね。
ネット銀行では、残高や各種サービスの利用状況に応じて複数のランクを設定し、それぞれに無料回数の差を設けているところが多いです。
無料回数20回とか使い切れないことも多いよね…。
高いランクを維持するのも手間がかかるときがありますので、自分の生活サイクルに応じて必要な無料回数が確保できていれば十分だと思います。
経済圏
ネット銀行は、その性質上、ネット証券等他のサービスと連携しやすく、各種経済圏との関連性が強くなる傾向にあります。
たとえば、上記3行もそれぞれau、SBI、楽天という3つの経済圏に属しており、提携している証券会社を利用してこそ、そのネット銀行の利用価値も高まります。
その経済圏ごとに特性がありますので、ご自身の生活で身近な経済圏を参考に利用するのがよいといえます。
金利や手数料の無料回数もいいけど、経済圏との関連性も重要だね。
そうですね。効率的にポイントをまとめる等、経済圏を重視してひとつに集約していくのはよいと思います。
キャンペーン
ネット銀行は、様々なキャンペーンを日常的に開催しています。
口座開設時は現金や各種ポイント、金利の優遇等、特に魅力的なものが多いですね。
期間限定や各種ポイントサイト限定のものもありますので、気になるネット銀行があればいろいろ調べてから口座を開設したほうがよいと思います。
口座開設だけでも数千円もらえるケースもあるみたいだね。
せっかく手間をかけて口座を開設するなら、お得な特典をもらえたほうがうれしいですよね。
その意味では公式ホームページだけではなく、各種ポイントサイトにも注目しておいたほうがよさそうですね。
まとめ
今回はかなりおすすめを絞ってご案内してきましたが、これらのネット銀行は口座開設や維持自体に手数料がかかりません。
経済圏を重視してひとつだけ口座を開設する方法も魅力的ではありますが、貯蓄用は高金利の口座、生活用は手数料無料回数が多い口座にする等、目的別に複数の口座を使い分けるのもよいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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